2018年のBCL LIFE

 

 

 

  今年も沢山楽しいことをして、BCLは私に癒しを与えてくれた。

まずはDXチャンスと言える今年だからこそ例年以上に積極的に取り組みたかったペディだが、遠征ペディとして遂に三陸に行くことが出来た。岩手県田野畑村北山崎まで行って、本格的なDXに取り組んだ。残念ながら狙っていた北米東海岸中波局の受信は叶わなかったが、南米はウルグアイ、アルゼンチン、そしてパラグアイまで受信することが出来た(全てはShinさんの努力の解析による。Shinさん、Thanks!)。このペディはDX的成果のみならずフレンドリーな宿のご主人、都会では決して見られない絶景の星空などの楽しみもあって、北山崎は是非また行きたい場所である。
DX成果については秋の太東埼ペディでも、ペルーが入っていた。このようにTP-DXが大きな成果を上げることが出来たが、南向けのTE-DXは2回の茅ヶ崎宿泊ペディ、他太東埼・茅ヶ崎日帰りペディのいずれも、例年レベルの結果に終わった。たまたまコンディションに恵まれなかったのかも知れないが、少し残念ではあった。
 ペディに関してDX的結果とは別に面白かったのは、茅ヶ崎宿泊ペディでの新しい楽しみ方。板さんによる「出張板前」は既に何回か行われていたが、これに加えてPC&ネット接続(Youtube)で「出張歌謡曲バー」を始められたのは面白い試みだった。本格DXタイムに入る前の宴会タイムに最適なコンテンツを開発出来て良かった。

 次に課題として挙げていた海外DXerとの交流であるが、ここについては私個人は何も進展させることが出来なかった。本来はPROPAGATIONへの英文記事の投稿を挙げていたが、今回は果たせなかった。私個人を離れると、TDXCとしては海外のお仲間からの投稿を掲載したり、従前の宮さんの他新たにお仲間に加わって頂いた尾原氏にも英文記事を寄稿頂いたりして、PROPAGATIONはまた一歩グローバル化が進展した。私自身は「OM探訪」でインタビューさせて頂いた大武OMより様々な示唆を頂戴し、とにかく自身の英語力を上げるための雌伏の期間になった。具体的には従前のNHKラジオ教材を使った学習の他、今年はオンライン英会話を開始した。リーディングとヒアリングは少し良くなってきたが、話す機会のないスピーキングが弱いことを受けて、いよいよ改善に乗り出したのである。来年への布石となりつつあることを願いたい。

 受信機の新規導入についてはVHF帯域記録可能なSDR及び、新スプリアス基準対応のCB機などについて検討したが、最終的にはどちらにも食指が動かず、何も購入せずに終わった。但しCBについては以前入手したICB-670の不調が確認されたので、水晶を交換したり不具合の修理を依頼したりして、今度こそ万全の態勢で臨めることになろう。。
ところで現在自分のシャックでは、AR7030もNRD535も不動となっており、まともに動く通信型受信機が無い状態だ。これも寂しい気がしており、レガシーかSDRかは何か導入するのを考えたいと思っている。

 この他飲み会は沢山参加した。Shinさんが先鞭をつけてくれた大磯の「わにのへそ」、甲斐さんがアレンジして下さる駒場のフレンチ、NGO先輩と久々お目に掛かったハムフェア後の飲み会、今なお腐れ縁のように続くT氏との川崎飲み会など、誘われると断らずに出掛けた。そこで話すことによってリラックスした楽しい時間を過ごし、様々な計画が生まれ、そしてモチベーションが上がり、新たな行動へと駆り立ててくれた。

 工作は大したこともせず、やったことと言えば以前作って経年劣化が生じていたアンテナやその他機器の修繕がメインであった。あとは工作ではないが、チョイペ用の電源を全て5Vのポータブルバッテリーに切り替えた。これに5→12V変圧ケーブルを使って昇圧し、これまで使っていた乾電池やカーバッテリーなどを使わないようにし、一層の軽量化を進めることが出来た。

 さてそんな2018年の総括を踏まえ、2019年はどんなことをやって行こうか。
 まず来年の一番の課題は、IRCA(International Radio Club of America)のコンベンションに参加することである。9月にシアトルで開催されるのだが、既知となったNick Hall-Patch氏やGary DeBock氏を始め、北米を代表する著名なMWDXerが大勢参加されるイベントであり、海外の同志の輪を広げるのに打ってつけのイベントである。言葉的には未だハードルは低くないが、このくらいの負荷を掛けないと英語は一生モノにならない気がしている。仕事でよほどのトラブルが発生しない限りは、参加するつもりである。
 グローバル化ということに関して言えば、来年こそ英文記事の投稿は実施する。これまた自身へのチャレンジである。

 活動の中心であるペディは今年とほぼ同じか、もう少し気合を入れて臨むつもりである。今年何人かのお仲間が北米東海岸中波局の受信に成功した。これは太陽活動のサイクル的にはここ1〜2年がチャンスであり、ここと逃すとまた11年後ということになる。その時に自分の気力が衰えているとは思いたくないが、ここで集中してモノにすることの方が得策であると思われる。この一年に賭けたい。そして是非今年行った北山崎には今一度行きたいと思う。TPのみならず、今年はもう一つブレイクしなかったTE-DXもコンスタントに実行しよう。

 2018年総括で述べたが、自室に通信型受信機がないのはやはり寂しい。低価格で優れたSDRも出ているようだし、真剣に検討してみたい。

 まだ楽しいことを見逃している気がする。正月休みもう少し考えて、ここに書き加えて実行したいと思う。

(Dec.29,2018)

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